本学エコ電力研究センターに対して11月21日、株式会社三十三銀行(道廣剛太郎頭取)と株式会社サンヴィレッジ(本社栃木県足利市、三村挑嗣代表取締役)から、社会貢献型私募債発行を介しての研究機材の寄贈がありました。

 贈された機材は、薄型ワイドレンジ可変スイッチング電源1式、デジタルマルチメータ2台、高電圧測定プローブ2台です。エコ電力研究センターは、再生可能エネルギーの運用方法について研究しており、その研究開発で使用する「蓄電池へ充電するための装置」が、今回寄贈を受けた「スイッチング電源」となります。

 この日は八草キャンパス総合技術研究所視聴覚室で寄贈式があり、三十三銀行今池支店の竹中泰支店長と三村サンヴィレッジ代表取締役が寄贈の経緯を交えて挨拶したのに続いて、エコ電力研究センターの雪田和人センター長が「いただいた機材を生かした研究成果で社会に貢献したい」と感謝の言葉を述べました。

 今回の寄贈は、三十三銀行が受託する『社会貢献型私募債「ともに、羽ばたく。」』をサンヴィレッジが発行したのに伴って行われました。『社会貢献型私募債「ともに、羽ばたく。」』は、発行に係る手数料の一部により、SDGsの目標達成に向けて取り組む組織・団体などに対して物品を寄贈するものです。

三村代表取締役(右)から雪田センター長に目録の贈呈
三村代表取締役(右)から雪田センター長に目録の贈呈
(右から)竹中支店長、三村代表取締役、雪田センター長、鈴置保雄総合技術研究所長
(右から)竹中支店長、三村代表取締役、雪田センター長、鈴置保雄総合技術研究所長