製造現場の困りごとを自らのアイデアで解決する「第29回からくり改善工夫展2024」(公益社団法人日本プラントメンテナンス協会主催)が11月13~14日、ポートメッセなごやで開催され、本学ロボット研究ミュージアム・からくり改善プロジェクトが特別出展しました。

 同展に対し、ロボット研究ミュージアムは2015年から国内の大学では唯一の特別出展を続けており、今回で9回目になります。からくり改善プロジェクトの活動には内田敬久機械学科教授と西山禎泰客員講師の指導で取り組み、今回はカム構造を制御装置とする無人搬送装置台車(AGV)と、からくり昇降機を展示発表しました。

 会場では、主催者ブースで特別出展デモンストレーションを担当し、学生たちが機器の説明を行いました。途切れることなく来場者を迎えた中で、学生たちの創意工夫に多くの注目が集まりました。

 同展にはトヨタ自動車、日産自動車、パナソニックなど107社が出品し、472作品が集いました。公益社団法人日本プラントメンテナンス協会の河合満会長(トヨタ自動車株式会社 Executive Fellow)の挨拶では、ものづくりが支える社会について熱いメッセージがありました。また、愛知県知事賞の審査員として、西山客員講師が参加しました。