令和６年の仕事始めにあたり、後藤泰之理事長は１月５日、学園設置校で年頭の挨拶をしました。

　大学八草キャンパスでは、元日発生の能登半島地震を受けた対応などを述べた後で、学園が「チャレンジする君を応援します」を合言葉に取り組む豊かな人間性とチャレンジ精神を併せ持つ人材の育成について述べました。

　少子化、気象変動、経済の停滞と問題が山積する中、「選ばれる大学、社会から必要とされる大学となるための要素に、学生のウェルビーイングを高めることがあります。学生が何事にも積極的に取り組み、好奇心やチャレンジ精神を持ち続ける環境を実現し、充実することが大事だと思います」としたうえで、３月にテープカットを行う14号館にも触れて、「国が進めるSociety5.0の社会で活躍できるDX人材の育成に向け、拠点として活用してほしい」と期待を表しました。最後に「今後も社会のニーズに対応した実践的な教育を推進し、大学を中心とした設置校間の一貫教育をよりいっそう推し進め、教育機関としての社会的使命を全力で果たしていきたい」と教職員の結束を呼び掛けました。