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冨田弘樹氏に後藤鉀二賞を授与

2024.02.05 学園

 後藤鉀二先生奨学記念会(会長・後藤泰之理事長)は、本年度の後藤鉀二賞を愛知工業大学名電高校教諭・フェンシング部監督の冨田弘樹氏に授与しました。学園の卒業生である冨田氏は、後藤鉀二賞の95人目の受賞者となります。

 冨田氏は名電高校在学中にフェンシング競技で全国高校選抜大会優勝、インターハイ団体準優勝のメンバーとして活躍し、愛知工業大学でも関西リーグ優勝などに貢献しました。卒業後は、山口県立岩国工業高校常勤講師・教諭を経て、平成26年4月から母校の名電高校に奉職。卓越した指導の理論と技術によって本校を全国屈指のフェンシング実力校に育て上げ、令和5年度インターハイでは、男子学校対抗の部で13年ぶり11度目の優勝に導きました。選手の自主性を尊重した指導力に定評があり、体幹トレーニングや栄養講習も導入するなど、研究にも熱心に取り組み、現在、U-17、U-20日本代表コーチ、(公財)全国高等学校体育連盟フェンシング専門部指導者講習会の講師を務めています。

 本校の卒業生、また指導者として、フェンシング競技の発展に寄与するとともに、本学園の名声を高め、スポーツ振興に貢献しました。

 授与式は2月2日、愛知工業大学名電中学校の会議室で行われ、初めに出席者全員で後藤鉀二先生のご遺影に黙とうを捧げました。学園の後藤尚之事務局長から賞状と賞牌などを贈られ、後藤泰之理事長のお祝いのメッセージを受けた冨田氏は、母校フェンシング部との縁などを振り返りながら、「今回のインターハイ優勝なども私はサポートしかできず、成し遂げたのはすべて選手です。この幸運がさらに続くよう願い、学園の発展のため頑張っていきます」と謝辞を述べ、これからの活躍を誓いました。

  • 謝辞を述べる冨田弘樹氏
  • 冨田氏ら記念撮影する皆さん
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