硬式野球部 中村優斗、「侍ジャパン」デビュー!
大学硬式野球部エースの中村優斗投手(3年=選出時)が、野球日本代表「侍ジャパン」の欧州代表戦メンバーに選出され、3月7日に京セラドーム大阪でデビュー戦を飾りました。
中村投手は2月14日、記者会見場の八草キャンパス本部棟会議室で、硬式野球部の服部洋兒部長と平井光親監督とともに、出場選手発表のネット中継を見守りました。井端弘和・侍ジャパン監督から背番号「28」とともに自分の名前が告げられると、小さくうなずいて表情を引き締めました。侍ジャパン常設後初となる、大学生選手4人のうちの1人としての抜擢でした。
最速157キロのストレートと制球のいいスライダーを武器に、昨年は愛知大学野球リーグ1部で春秋ともに最多奪三振のタイトルを獲得している中村投手は、報道陣の質問に答え、「与えられたポジションで打者を圧倒できるピッチングをしたい。愛工大代表、愛知リーグ代表として、日本の勝利のためにベストを尽くしたい」と力強く語りました。
■ 選出の報を受け表情を引き締める中村投手 ■
■ 平井光親監督とがっちり握手 ■
■ 笑顔で花束を受け取る中村投手 ■
欧州代表との強化試合第2戦(3月7日・京セラドーム大阪)で、中村投手は2番手で登場。直球が自己最速タイの157キロを計測するなど、1イニングを打者3人斬りの快投で抑えました。中村は、同じ大学生の先発・金丸夢斗投手(関西大)の後を継ぎ、3回からマウンドへ。投じた11球中、直球7球がすべて155キロを超えたほか、外角低めに鋭く決まるスライダーで空振り三振を奪うなど、衝撃のデビュー戦を飾りました。
名電野球部OB の広島・田村選手も侍デビュー戦で初安打
侍ジャパン欧州代表戦では、学園出身の広島東洋カープの田村俊介外野手(2022年名電高校卒)も選ばれました。高校時代は投打に活躍し、3年の夏に甲子園に出場。プロ入り後、昨季は出場10試合ながら打率3割6分4厘の成績を残しました。井端監督は「国際試合で見てみたい選手」と、若手の成長株への期待を語りました。
最年少の20 歳で代表入りを果たした田村選手は、初スタメンの3月7日、初安打をマークしました。