山田英介氏と飯吉僚氏に後藤鉀二賞を授与
2025.01.23
学園
名古屋電気学園は本年度の後藤鉀二賞を、愛知工業大学副学長、大学工学部応用化学科特任教授の山田英介氏と、愛知工業大学情報電子専門学校長、大学工学部電気学科特任教授の飯吉僚氏に授与しました。学園の卒業生でもある両氏は、後藤鉀二賞の96、97人目の受賞者となります。
山田氏は、昭和49年に工学部応用化学科に助手として奉職されて以来、有機材料化学、構造材料、機能材料などを専門分野として、今日に至るまで工学部、大学院の教育・研究発展のため貢献されました。教学センター長、大学院工学研究科長、副学長を歴任し、大学の管理運営の強化、教育・研究の向上、地域貢献の推進、環境の整備など大学全体の機能強化を推進し、学長が推し進める諸施策の具現化と学長がリーダーシップを発揮するための仕組み作りを整備するなど、本学の発展に大きく寄与されました。
飯吉氏は、昭和49年に工学部電子工学科に助手として奉職されて以来、真空電子デバイス、電子機器、情報通信を専門分野として、工学部、大学院の教育・研究発展のため貢献されました。計算センター長、愛知工業大学情報電子専門学校長を歴任し、専門学校では大学との連携を強化することに尽力されながらその発展に寄与されました。専門学校が学年制から単位制へ移行する過渡期に着任され、令和2年に始まった新型コロナウイルス感染症のパンデミックにも対策の先頭に立ち対応に尽力されました。
授与式は1月21日、愛知工業大学名電中学校の会議室で行われ、初めに出席者全員で後藤鉀二先生のご遺影に黙とうを捧げました。後藤泰之理事長から賞状と賞牌などの記念品を贈られ、お祝いの言葉をかけられた両氏は、それぞれが歩んだ道筋を振り返りながら、学園関係者への謝辞を述べました。


