2025年の全日本卓球選手権大会はシングルス種目とダブルス種目の分離開催となり、男子シングルスで大学男子卓球部の篠塚大登(3年)が準優勝、谷垣佑真(同)が3位入賞するなど、学園の選手たちが優秀な成績を収めました。

 シングルス種目は1月21〜26日に東京体育館で開催され、男子はベスト8に学園所属・出身の選手たちが5人入る活躍を見せました。特に谷垣はノーシードから快進撃し、5回戦で22、23年王者の戸上隼輔選手(井村屋グループ)をフルゲームの末に破るなど初の4強進出。準決勝は愛工大名電中時代から切磋琢磨してきた同学年の篠塚と対決になり、互いに手の内を知る中で、主導権を握った篠塚が4-1で勝利しました。

 篠塚は決勝で、17歳の松島輝空選手(木下グループ)と対戦。勢いを食い止められず1-4で敗れましたが、「次は勝てるようにしたい」と前を向いています。

 ダブルス種目は1月30日~2月2日に豊田市のスカイホール豊田で開催され、大学男子卓球部の鈴木颯(2年)/萩原啓至(1年)がベスト8の成績でした。

このほか学園出身の選手たちは混合ダブルスで木造勇人(大学OB)が優勝、ジュニア男子シングルスで吉山和希(中学OB)が優勝するなど活躍しました。

シングルス準優勝の篠塚(写真は卓球レポート提供)
シングルス準優勝の篠塚(写真は卓球レポート提供)
シングルス3位の谷垣(写真は卓球レポート提供)
シングルス3位の谷垣(写真は卓球レポート提供)
ダブルス8強の鈴木(手前)/萩原(写真は卓球レポート提供)
ダブルス8強の鈴木(手前)/萩原(写真は卓球レポート提供)