全日本卓球選手権大会は昨年同様にシングルス種目とダブルス種目の分離開催となり、男子シングルスで大学男子卓球部の篠塚大登(4年)が準優勝、谷垣佑真(同)が3位入賞、男子ダブルスで篠塚/谷垣ペアが優勝するなど、学園の選手たちが優秀な成績を収めました。
シングルス種目は1月20〜25日に東京体育館で開催され、男子はベスト8に学園所属・出身の選手たちが4人入る活躍を見せました。篠塚は4回戦、5回戦と接戦を制し、準々決勝では宇田幸矢選手(協和キリン)との強豪左腕対決に激戦の末に勝利して2年連続のベスト4入りを決めました。谷垣は6回戦で優勝候補の戸上隼輔選手(井村屋グループ)に勝利、準々決勝ではジュニア男子で優勝して勢いに乗る川上流星選手(星槎国際高横浜)を下し、2年連続の4強進出を果たしました。昨年と同様に愛工大名電中時代から切磋琢磨してきた同学年対決となった篠塚と谷垣の準決勝は、互いに手の内を知る中で第1、第2ゲームはジュースまでもつれる展開でしたが、終始主導権を握った篠塚が4-1で勝利しました。篠塚は決勝で、昨年に続き松島輝空選手(木下グループ)と対戦。勢いを食い止められず0-4で敗れ、2年連続の準優勝となりました。
ダブルス種目は1月29日~2月1日に豊田市のスカイホール豊田で開催され、最終日の準決勝は8人中7人が愛工大・名電高の所属・出身選手による熱戦の結果、篠塚/谷垣ペアが初優勝を果たしました。篠塚/谷垣は初戦で田原彰悟/酒井明日翔(協和キリン・大学OB/T.O.M&卓球三昧)にゲームカウント0-2から逆転勝利。準々決勝では持田陽向/月原弘暉(名電高)、準決勝では坂井雄飛/面田知己(愛工大1年/名電高3年)にフルゲームで勝利し、決勝では英田理志/松下大星(日の出医療福祉グループ/同・愛工大OB)に序盤から主導権を握り3-0で優勝を掴み取りました。
愛工大名電中・高・愛工大で同級生、ライバルとして10年を過ごしてきた篠塚と谷垣は、地元・愛知で迎えた最後の全日本を学園生活の集大成となる優勝で飾り、谷垣は「10年間やってきた仲だったので、その集大成がこの1試合に全部詰まっていたと思います」、篠塚は「愛知工業大学の所属としても最後なので、地元の皆さんと優勝を分かち合えたことがとてもうれしいです」と、ともに笑顔で喜びを語りました。
また地元開催となったダブルス種目では、学園関係の選手たちの活躍が目立ちました。男子ダブルスでは、鈴木颯/萩原啓至(愛工大3年/同2年)、坂井雄飛/面田知己ペアがともにベスト4入り。女子ダブルスでは藤田知子/伊藤詩菜(愛工大2年/同1年)がベスト8入り、混合ダブルスでは鈴木颯/伊藤詩菜ペアがベスト4入りを果たしました。
【ランキング入りした学園所属・出身の選手】
■男子シングルス
2位 篠塚大登(愛知工業大学4年)
4位 谷垣佑真(愛知工業大学4年)
5位 木造勇人(関西卓球アカデミー/名電中高・愛知工業大学OB)
8位 吉村真晴(SCOグループ/愛知工業大学OB)
11位 濱田一輝(早稲田大4年/名電中高OB)
13位 小林広夢(ファースト/名電中高OB)
15位 吉村和弘(ケアリッツ・アンド・パートナーズ/愛知工業大学OB)
16位 松下大星(日の出医療福祉グループ/名電中高・愛知工業大学OB)
■男子ダブルス
1位 篠塚大登/谷垣佑真
2位 松下大星(日の出医療福祉グループ/名電中高・愛知工業大学OB)/英田理志
3位 鈴木 颯/萩原啓至(愛知工業大学3年/2年)
4位 坂井雄飛/面田知己(愛知工業大学1年/名電高3年)
5位 持田陽向/月原弘暉(名電高2年/1年)
■女子ダブルス
6位 藤田知子/伊藤詩菜(愛知工業大学2年/1年)
■混合ダブルス
3位 鈴木 颯/伊藤詩菜
4位 吉村和弘(ケアリッツアンドパートナーズ/愛知工業大学OB)/長﨑美柚
6位 小林広夢(ファースト/名電中高OB)/出澤杏佳
■ジュニア男子シングルス
6位 持田陽向
●2026年全日本卓球選手権大会ランキング表 https://jtta.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2026/02/04135909/2026alljapan_SD_ranking.pdf
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男子シングルス準優勝の篠塚

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2年連続シングルス4強入りした谷垣

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男子ダブルス初優勝の篠塚・谷垣ペア

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男子ダブルス3位の鈴木(右)・萩原ペア

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男子ダブルス4位の坂井(手前)・面田ペア

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混合ダブルス3位の鈴木・伊藤ペア

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※写真:日本卓球協会、卓球レポート